人気アイテム 旗本領深堀村古文書●天和２年(1682)　塩田新田居付百姓宗旨改帳　７丁　上総国夷隅郡深堀村　現在の千葉県いすみ市　250106 和書

[現在地名]田尻町嘉祥寺

吉見よしみ村の北東にあり、北西は大阪湾に臨む。m327◆裁断要事録◆写本◆江戸 寛政 関所改方 入鉄砲出女 手負 囚人 死骸 首 道中奉行 扶持 川越 街道 往来@和本/古文書/古書。村名は当地が山城国深草ふかくさ（現京都市伏見区）にあった仁明天皇の菩提寺嘉祥寺領であったことにちなむとも（泉州志）、また当地に往古あった三論宗の嘉祥寺にちなむともいう（大阪府全志）。田川鳳朗編『続砺浪山集 続有磯海集』（全2冊揃）天保11年後跋刊 江戸時代和本 俳諧書 連歌 俳句 俳書 富山県郷土資料 松尾芭蕉関連書。当地の嘉祥寺については、真光しんこう寺所蔵の宝暦年間（一七五一―六四）改鋳の古鐘銘（扶桑鐘銘集）に「延元丙子二月二十五日 光明山法泉院嘉祥寺源秀法印拝撰」とあった。岡白駒(岡田白駒)輯『春秋左氏伝ケイ』（全10巻5冊揃）柳原喜兵衛刊 江戸時代和本明治刷。真光寺の寺伝によると嘉祥寺は同寺の前身と伝える。戸川浜雄旧蔵書 山崎美成編 菊池容斎画『名家略伝』（全4冊揃）天保13年英屋文蔵刊 木村蒹葭堂 伊藤若冲 皆川淇園ら 江戸時代和本。天正五年（一五七七）と思われる九月二六日の本願寺顕如書状（妙慶寺旧蔵文書）によると、織田信長の紀州攻撃に際して諸浦警固衆中宛に戦闘準備を命じているが、紀伊雑賀さいかなどと並んで嘉祥寺がみえ、当時有力な本願寺門徒団があったと考えられる。イソップ原作 楠山正雄編 武井武雄画『イソップものがたり 幼年文庫』昭和24年 光文社刊。真光寺はその中心であったか。横山山城守前田利長公覚書　　寛永十八年九月十三日。なお、紀伊国伝法院重書案（醍醐寺文書）に、信達しんだち庄（現泉南市）内に成立した「三方加納」の一つとして「嘉祥寺加納」がみえ、また、応永七年（一四〇〇）三月三一日の足利義持御教書（実相院并東寺宝菩提院文書）に「嘉祥寺三綱等申、和泉国日根庄事」とみえ、日根ひね庄（現泉佐野市）の中に成立した嘉祥寺領が横領されていることが知られるが、これら嘉祥寺は当地にあった嘉祥寺でなく山城深草の嘉祥寺と考えたほうが妥当か。江戸和本　消息往来画抄（文久元年　酉年　初夏　1861年）十返舎一九著述　吉田屋文三郎　版。出典：コトバンク